人文学と法学、それとアニメーション。

人文学と法学、それとアニメーション。

無邪気ゆえの残虐さ──『イノセンツ』覚書

いやー、イノセンツ、観てきましたよ。。

 

子供は残虐である。

 

たとえば興味関心から、オタマジャクシを太陽照りつける灼熱の水門金属部に放置したり、バッタを紐で縛り付けて生きたままアリの巣の上に置いたりする。

(実体験です…)

 

物体移動やテレパシーといった超能力を発現していく子供たち。

 

しかし、子供であるがゆえに、素朴な癇癪を起こし、それが超能力の暴発を起こして、人に危害を加え、あるいは残虐な楽しみから、あえて人に対してその力を使い殺傷する。

 

暴発の話は、たとえば卑近な例だと、『僕のヒーローアカデミア』の死柄木弔が家族を誤って殺してしまったことと結びつく。

 

ポスターもそうだが、世界を逆さまから観たショットが多い。

 

猫好きの方、いや猫好きの方でなくとも、色々心臓に悪い。

 

エンドロールが下から流れ始めたのもビクッとなった。まだ何があるかもしれないと思い。

 

PG12ですむのか!?