人文学と法学、それとアニメーション。

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2022-12-01から1ヶ月間の記事一覧

信頼とは何か──『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』覚書

主従関係3つの比較と、人外としては等価である悪魔と天使の反転、さらにラストの自己犠牲を自己犠牲でもって救うがそもそも最初の犠牲を強いた起点の悪魔(まぁウルティマが今回のデウスエクスマキナなのだろう)が「少し多めの」御礼として元凶を手元に回収し…

男性性批判?──『MEN 同じ顔の男たち』覚書

いや、特にラストの連続出産シーンは厳しいものがあった。早く終われ、と。苦笑 最初のトンネルの「は」〜反響のところ、さらにその後向こうから追いかけてくるところの不気味さはよかった。 廃村に裸で立っていたところも。 ほとんど何も読み取れなかったが…

とっちらかってる──『かがみの孤城』覚書

高山みなみ(マサムネ)は草。コナンっぽい喋り方よな、からの自供。笑 あと、傘木希美かと思ったよね。笑 *** こころが学校に行けなくなった集団での自宅包囲の話やそれを母に言えなかったこと、アキとフウカには言えて泣いたこと、そのあと母にも話せたこ…

見守るということ──『THE FIRST SLAM DUNK』覚書

父に続き長兄ソータをも失った宮城家の、特に母とリョータの視点からの再構成?といってよいのか。 いや、『スラムダンク』原作未履修なのでよく知らないのだが、桜木花道が主人公で、「安西先生、バスケがしたいです」「諦めたらそこで試合終了ですよ」とい…

『月の満ち欠け』覚書

有村架純(正木瑠璃)がとても美しく撮れていた。 特に、三角がハンドカメラで映画風に撮影していた「リメンバラ〜♪」と口ずさむ有村架純は本当に美しかった。 かけがえのない妻・梢と娘・瑠璃を事故で亡くした夫・父が、娘は正木瑠璃の生まれ変わりで、しかも…