人文学と法学、それとアニメーション。

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『月の満ち欠け』覚書

有村架純(正木瑠璃)がとても美しく撮れていた。

 

特に、三角がハンドカメラで映画風に撮影していた「リメンバラ〜♪」と口ずさむ有村架純は本当に美しかった。

 

かけがえのない妻・梢と娘・瑠璃を事故で亡くした夫・父が、娘は正木瑠璃の生まれ変わりで、しかも今はまた親友の娘に生まれ変わっていると言われて、キレない方がどうかしているわけで。

 

「自分の娘は他人じゃない!」というのはよくわかる一方、みんな生まれ変わりなのだとすれば、まぁ受け入れは可能か。

 

普通信じられない生まれ変わりの話をどこまで証拠が出たら信じるかのリアリティライン構築が難しかったか。

 

瑠璃からいっそモラハラ夫・正木を殺してくれ(懇願)くらいの展開はあってよかったんじゃないか、とは思うな。笑

 

あとラスト、梢がヘルパーさんの娘に生まれ変わってることの示唆も、果たして救いなのかどうか。にしても、梢も小山内瑠璃も大泉洋(山内賢)好きすぎでしょ。笑笑

 

あまりにも長い時間がかかりすぎて、ちょっとざつ『CLANNADアフター』観てる感じであった。