人文学と法学、それとアニメーション。

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『NOPE/ノープ』覚書

ホラーっちゃホラーでしょう…

 

あとスプラッタといえばスプラッタ(お家血バシャーシーンはトラウマ…)

 

まぁもうネタバレしちゃうと「なるほど」という話で終わってしまう。

 

UFOかと思ったら生き物だった、というね。

 

タコノマクラっぽさがありました。

完全体はカツオノエボシっぽさも。

 

NOPEとは「そんな馬鹿な」というスラング

 

映画冒頭のコメディで出てくるお母さん役の女優の「NOPE」というセリフは、あのテーマパークの社長がかつて子役として出ていたコメディ番組で、その収録中のチンパンジーによる人間の惨殺事件の回の話であったわけで…この番組と事件が繰り返し参照される意味がよく分からなかったのだが、結局は社長は、チンパンジーと『ET』的グータッチ邂逅をしようとした(チンパンジーは射殺され未遂に終わった)ように、あのUFOモドキとも意思疎通できて、しかも飼い慣らせると思った…ということなのだろうか?ちょっとよくわからなかった。

 

冒頭、主人公の親父が死んだのはUFOモドキが消化できなかった、人間(たぶん山に登って行方不明になった人たち)が身につけていた鍵や指輪を吐き出したものが目に直撃した、という話だったのはなるほどでしたが…

 

生物なら攻略できる、と立ち向かっていった主人公と妹もよかったし、凄い映像が撮り多すぎて事実上自殺したカメラのおっさんもよかった。あと電気屋の店員のキャラもよかった。みんなあまり仕事してない感じだったからかな…笑