人文学と法学、それとアニメーション。

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2022-11-19から1日間の記事一覧

プライバシーがあるからこそ見えないのではあるが。──『ザリガニの鳴くところ』評註

私はテイトが真犯人だと思っていたので、なんともいやはや。 要は差別偏見で蔑視していた「汚穢」を、ぐるりと180度「神聖」に転回させているので、その意味では大転換であるが、しかし、カイアが常に街の人々から「外部」として扱われている点に変わりはな…