人文学と法学、それとアニメーション。

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2022-05-07から1日間の記事一覧

地に足のついたデモクラシー、すなわち一人ひとりの「声」をきちんと聴くこと──『ボストン市庁舎』評註

『ニューヨーク公共図書館』よりも長いというのはもはや罪である(笑) しかし、かなり面白い。 本映画では抽象的な理念である「民主主義」が、地に足のついたもの=「議論」「コミュニケーション」として措定され、具体的な個人一人ひとりの「声」を聴くことと…